HSP(Highly Sensitive Person)といっても、一人ひとりの特徴の現れ方はさまざまです。
心理学者エレイン・N・アーロン博士の研究やその後の知見では、HSPは性格傾向や刺激への関わり方によって4つのタイプに分けて考えられます。
自分がどのタイプかを知ることで、強みを活かしやすくなります。
どのタイプに当てはまるか、見ていきましょう。

1. 内向型HSP(HSP)
- 繊細で感受性が高い
- 内向的で一人で過ごす時間を必要とする
- 大きな刺激や人混みで疲れやすい
- 人の気持ちに敏感で共感力が高い
特徴:典型的な「繊細さん」。深く考え、感情を丁寧に処理する傾向があります。
2. 外向型HSP(HSE)
- HSPの敏感さはあるが、外向的で社交的
- 人と関わることでエネルギーを得やすい
- 感情や刺激に敏感だが、表現力や活動性が高い
- 集団の中でも疲れにくい
特徴:繊細さを持ちながら社交的。対人関係での気づきやサポート力が強みです。
3. 刺激追求型HSP(HSS型HSP)
- 内向型HSPでありながら、刺激や冒険を求める傾向がある
- 好奇心が強く、新しい経験に惹かれる
- ただし感覚が敏感なため、刺激に疲れやすい面もある
特徴:好奇心旺盛だけど繊細。計画や準備をしながら新しいことに挑戦するタイプです。
4. 刺激追求型・外向型HSP(HSS型HSE)
- 外向的で社交的、さらに刺激追求型
- 新しい経験や活動を楽しみたい欲求が強い
- 人と関わるのが好きで行動的、かつ敏感さも持つ
- 注意力が高く、直感も働きやすい
特徴:行動力と敏感さを兼ね備え、冒険や変化を楽しめるタイプです。
まとめ
- HSPの敏感さは全タイプに共通
- 内向/外向、刺激を求めるかどうかで4タイプに分かれる
- 自分がどのタイプかを知ることで、強みを活かしやすくなる
自分がどのタイプに当てはまるのか。
より強みを活かために、ぜひ意識してみてくださいね。